平成29年度地域に生き地域とともに歩む高校生育成事業 計画書
学校名 |
愛媛県立新居浜南高等学校 |
校長名 |
山 本 公 治 |
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生徒数 |
357名 |
学級数 |
9クラス |
教職員数 |
54名 |
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テーマ |
別子銅山近代化産業遺産ガイドブック作成プロジェクト 〜Mine to Mind and then Mine to Do 〜 |
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テーマ設定 の理由 |
四国屈指の工業都市である新居浜の基礎づくりに大きく貢献した別子銅山。 新居浜には、先人たちの知恵と努力の結晶である別子銅山の近代化産業遺産が数多く現存し、先人の偉業を見る者へ雄弁に語りかけてくれている。 その別子銅山の近代化産業遺産を教育資源と捉え、地域の人たちとの交流を通して学習した成果をガイドブックにまとめ、情報発信することで、学校や地域の魅力化につなげたい。 プロジェクトを通して、鉱山(Mine)の学習から、人と人との心の交流(Mind)の絆を紡ぎ、自ら行動する人(Mine to Do)を生み出したい。 |
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事業の ねらい等 |
現在、新居浜市は人口12万人を有しているが、その新居浜にとって課題となっているのが人口流出である。また、少子高齢化も急速に進んでおり、持続可能な地域を担う人材育成が急務となっている。 そこで、別子銅山の近代化産業遺産の魅力をまとめたガイドブックを作成し、新居浜市民に伝える活動を通して地域の魅力を発見してもらうことで、シビックプライド(地域へ対する誇りや愛着をもつ心情)を醸成し、人口流出の歯止めや地域の振興に役立てる。また、世界に向けた情報発信活動も推進し、交流人口の増加を図る。 ガイドブックの作成ならびに情報発信活動を、地域・企業・行政等との連携・協働活動に結びつけ、それらをさらに広げ深める共創のチャンスとする。 プロジェクト体験を通して、ESDを推進しながら、生徒の自己肯定感・自己有用感を高め、未来の地域人として育成することによって、新居浜を持続発展可能な魅力あるまちにする。 |
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事業計画 の概要 |
1 地域の歴史と文化について学び、地域をより深く理解することによって、生徒のシビックプライドを醸成する。 2 地域に出かけての積極的な情報発信により、まちの特質やよさを地域の人たちへ直接伝えることで、生徒の思考力や判断力、コミュニケーション力を養う。 3 子どもから大人まで幅広い層が参加できるようなイベントやワークショップを企画・運営することにより、まちの活性化を図るとともに、生徒の企画力や実践力を高める。(スタディーツアー、出前授業、地域活性化フェスタ等) 4 プロジェクト体験を通して、社会的役割を果たし、問題解決能力を身につけると同時に地域に貢献し、持続可能な地域を担う人材育成を図るとともに、地域、学校の魅力化を目指す。 |
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事業計画 内容 (29年度) |
実施月 |
事 業 の 具 体 的 内 容 |
協力者(関係団体等) |
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5〜8 5〜8 6〜8 7〜8 9 10 10 11 12 2 |
別子銅山近代化産業遺産現地調査・ガイドブック作成 別子銅山稼動時の体験者からの聴き取り調査 別子銅山産業遺産創造塾の受講(新居浜市) TOYO産業遺産ガイド養成講座の受講(愛媛県) 地域のイベント等での学習成果発表 地域の企業のロビー等でのパネル展 ガイドブックの印刷・製本 ガイドブックの活用
別子銅山近代化産業遺産旅行ツアーの企画・運営 「あかがねの道スタディーツアー」 市内中学生との別子銅山登山事前学習会 および登山ワークショップの企画・運営 本校1年次「産業社会と人間」別子銅山学習の企画・運営 角野小学校6年生児童フィールドワークの企画・運営 「高校生といっしょに別子銅山を探検しよう!」 地域活性化フェスタの企画・運営 |
住友各企業 東予信用金庫 マイントピア別子 愛媛県東予地方局 新居浜市 別子銅山記念館 新居浜ユネスコ協会 愛媛新聞 ハートネットワーク 別子銅山記念図書館 高齢者生きがい創造学園 新居浜まちこし委員会 別子銅山の歴史を学ぶ会 新居浜ガイドの会 新居浜商工会議所 新居浜市観光協会 市内中学校 (11中学校) 本校ユネスコ部 新居浜市角野公民館 角野小学校 まちづくり協働オフィス |