旧:昭和37年(1962)撮影 松浦勲氏提供 現:平成12年(2000)11月25日撮影 |
プールは小学校の創立50周年記念として昭和30年(1955)に開設され、昭和43年(1968)東平坑閉坑の13年間、東平の人々の涼を得る場所として利用されました。 プールができた当初、新居浜市街にはまだ1カ所くらいしか無かったそうです。 プール開きには、愛媛県出身の水泳のオリンピック選手が招かれ、初泳ぎをした際に、ひとかきで泳ぎ切りました。 山の学校でしたが、プールのおかげでほとんどの人が泳げたそうです。 学校からプールまで徒歩で片道15分程度でした。 プールの水は喜三谷(きぞうだに)から谷川の水を引いてきました。ですからかなり冷たかったそうです。 また、防火用水としての役割もありました。 ところで、プールが開設される前は、山を開き、展望台として昭和10年(1935)10月13日にオープンしました。ここには、すべり台、ブランコ、鯉の泳ぐ小さな池までありました。 現在は再び展望台として生まれ変わり、新居浜市内はもとより、お天気が良ければ、遠く四阪島まで望むことさえできます。 |
展望台から見た紅葉真っ盛りの東平を360度パノラマ映像でお楽しみ下さい。 平成11年(1999)11月25日撮影 |
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山の中にプール 昭和30年8月10発行 別子ニュースより |
あっ 冷たい! 東平の山頂プール 昭和32年5月10日発行 別子ニュースより |
山上のプールは子供の天国 昭和35年8月10日発行 別子ニュースより |
山上の競泳大会 昭和37年9月10日発行 別子ニュースより |
加重忠利さん 平成12年(2000)11月29日 本校にて収録 |
プールになる前にはどのように利用されていましたか? (1分07秒) |
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