観光ボランティアガイド養成

〜別子銅山とフランス「ラロックと門之介の夢」〜

講師:新居浜市生涯学習課 長井秀旗先生

場 所 新居浜市市民文化センター
取材日 2000年4月13日
時 間 19:00〜21:00

 今回から、地域の方々が開いている別子銅山の勉強会へ参加させていただきました。
 本講座は、
別子銅山を観光案内するためのボランティアを養成する講座です。
 この講座は、以前、
松山明子さに来校していただいた際に教えていただきました。
 そして、新居浜市の
産業振興部 商工観光課の坪井利一郎さんにご無理をいって今回から
参加させていただくこととなりました。

 今回は、今年度初めての会となりますが、以前より行われており、
10回目となります。
 そこでは、毎回講師の先生が 替わり、様々な角度で、銅山のことを勉強しています。
 おもしろいのは、ある時には
受講者が、講師になることもあるということで、皆さんでお互いに勉強を
しあっている会です。
 現在、
30名ほどの方が登録され、週末にはガイドをされています。

 今回は、新居浜市が1999年3月に発刊した写真集「−別子銅山と近代産業遺産−未来への鉱山」に
中心的に関わられた
長井秀旗先生の講演でした。

 
  写真集
−別子銅山と近代産業遺産−
未来への鉱山

新居浜市生涯学習課
長井秀旗先生

 はじめに、別子銅山の近代化を支えた、フランス人鉱山技師ルイ・ラロックと、その通訳として雇われた
塩野門之助の二人について話されました。
 そして、この度、長井先生が
フランスに行かれ、その2人の足跡の調査をしたときのお話を聞いてきました。

 スライドを使っての写真説明や、ルイ・ラロックと塩野門之助のつながりが、とても楽しく学べました

 ルイ・ラロックと塩野門之助のことは、広瀬歴史記念館で展示されていて、知っていましたが、
まだ勉強不足のところがありました。
 でも、この講演でとても
詳しくお話していただき、興味津々で聞くことができました

 
ルイ・ラロック唯一の写真    最後に感想を発表しました。

 講演をお聞きして、この2人は、別子銅山を愛し、その強い思いがあったから、
近代化に成功したのだと思います。

 また、写真集の発刊の裏話も沢山お聞きすることが出来ました。

 写真集には多くの方々が関わり、大切なものがたくさん詰まっていたのだと思いました。

 最後に、参加させていただいた私たちに感想を発表させていただきました。

 
皆さんが、私たちを温かく迎えてくださいました
 お世話になった方々に少しでも喜んでいただけるように
一生懸命ページ作りをしていきたいと思います。

小松洋子

戻る