別子銅山記念館での学習会A

 

取材日時 2000年 6月3日 13:30〜15:30

 この日は様々な行事と重なり、学習会に参加できたのは私たち二人となってしまいました。

多くの資料をご用意いただきました 上垣館長さんから分かりやすく教えていただきました
斉藤さんにも質問にお答えいただきました 私たちの疑問にていねいにお答えいただきました


 
この日は東平の第三変電索道などについて上垣起一館長さん記念館で働かれている斉藤哲雄さんに質問に答えていただきました。

 また、記念館の中にしかないと思われる
貴重な資料などもたくさんコピーしてご提供いただきました。

 取材の中で、第三変電所はどこからの電気を変電していたかと言う疑問に対して、東平への登山口に当たる
落しにあった発電所(90KW)から送られてきた電気を変圧し、第三通洞の中で使用する機械に供給していたということを教えていただきました。

 今は橋と休憩所しか残らない落しの地に発電所があり、東平と端出場の中間地点としての役割を担っていたということを知りました。

 他には索道の変遷についてのことも聞きました。

 索道のことを聞いていると何度も鉱石が落ちることがあったのに、危険と隣り合わせの中で働く人々の勇ましさを感じることができました。

 また、索道を使った
1日の運搬実績の計算式を教えていただいたり、東平の各施設の建設資材がどうやって運ばれてきたかということを勉強しました。

 さらには、東平に設置された
娯楽場の内部の様子、わたしたちの市にある唯一のダムである鹿森ダムの完成した年のことについても知ることができました。

 今までにも別子銅山のことについて調べてきたけれどまだまだ知らないことの方が多いんだなと思いました。

 これからももっと深く、勉強していきたいと思います。

竹内 教朗     

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