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高校生と一緒に別子銅山を探検しよう! in惣開(そうびらき) |
場 所 |
新居浜市立惣開小学校周辺 |
年月日 |
2006年(平成18年)3月25日 |
時 間 |
9:30〜12:30 |
ガイドブックがようやく完成しました。
このガイドブックを教材にして、私たち高校生よりもっと若い世代に、別子銅山の素晴らしさを伝えていきたいと思い、小学生を対象としたワークショップを開催しました。
惣開公民館のご支援をいただき、惣開小学校の児童にご案内いただいたところ、予想をはるかに超える70名近い参加者がありました。
惣開小学校は元は住友私立の小学校ということで、別子銅山には大変関わりが深く、その周辺に多くの近代化産業遺産が残されています。
今回、探検した所は、星越(ほしごえ)駅舎・新居浜選鉱場・星越トンネル・山田社宅・住友倶楽部の5つの場所です。
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参加者全員にガイドブックと
別子銅山の銅鉱石をプレゼントしました。 |
はじめのあいさつの様子
ドキドキです・・・ |
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お天気も最高、さぁ出発です! |
星越駅舎での説明の様子 |
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駅構内から撮影した星越駅舎
昭和11年(1936)撮影
別子銅山記念館所蔵
星越駅舎大正14年(1925)に設置 |
別子鉱山鉄道で唯一残る駅舎です。 |
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星越トンネル[明治37年(1904)建設] |
みんな熱心に聞いてくれました。 |
当日は、大変お天気もよく暖かく、最高の日和でした。
資料として、ガイドブックと別子銅山の本物の銅鉱石をプレゼントしました。
銅鉱石は、事前に別子山の銅山川で採取してきました。
準備は大変でしたが、銅鉱石を手にした小学生が喜んでいる姿を見て、準備した甲斐があり大変うれしかったです。
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星越選鉱場
星越駅舎と同じく、大正14年建設 |
昭和初期の星越選鉱場周辺
別子銅山記念館所蔵 |
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昭和の風情の残る山田社宅を散策 |
西洋人社宅も健在です。 |
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最後の見学先
住友倶楽部へ到着です。 |
昭和12年(1937)完成当時の様子
別子銅山記念館所蔵 |
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住友倶楽部の内部で
説明している様子 |
住友倶楽部の庭園で説明している様子 |
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庭園は本当に美しかったです。
5月のサツキの咲く頃に
来てみたいです。 |
全員で記念写真を撮りました。 |
最初は緊張していたけど、最後の方は、小学生の顔を見ながら説明できました。
意外に小学生は詳しくて、クイズを準備していましたが、たくさん正解している人がいました。
ガイドブックを見ながら真剣に耳を傾けてくれました。
実際に見るのと、写真は違ったらしく、小学生が「大きい!!古い」など言って驚いてくれました。
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ハートネットワーク(CATV)の
取材風景 |
教育情報新聞の取材風景 |
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初めてのワークショップ、大成功でした! |
私たち、そして情報科学部にとって初めてのワークショップでした。
このワークショップの目標は、小学生自身がガイドになりたいと思ってもらうことでした。
「知らない秘密をたくさん知れた」という感想をいただきました。
小学生のみんなが普段通学している何げない風景の中に、実は素晴らしいものが眠っていたことを気付いてもらえたのではないかと思います。
知ることによって、他の誰かに伝えたくなる・・・それがどんどん広がっていって欲しいと思います。
私たちもこのワークショップを通して多くのことを学ぶことができました。
今後は、この輪を一般の大人の方にも広げていきたいと思います。
このような機会をいただき、惣開公民館、住友金属鉱山株式会社別子事業所のみなさん大変お世話になりました。感謝申し上げます。 |
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