マインからマインドへ トップページへ戻る シンポジウム『生産遺跡から探る「モノづくり」の歴史』
地域教育における生産遺跡のあり方
 −石見銀山遺跡をめぐる発信−

場 所 島根県 大田市 石見銀山
年月日 2006年(平成18年)
2月10日〜2月12日

 昨年長野県で開催された国際シンポジウムで交流が生まれた、奈良文化財研究所の主任研究官である村上隆さんよりご招待をいただき、島根県大田市で開催されるシンポジウムに参加させていただきました。

 私たちにとって、県外での活動の場は2回目となりました。

大田市石見銀山課の長嶺康典さんより説明をしていただいている様子 石見銀山最大の坑口である大久保間歩へ雪道を上ります。
大田市石見銀山課の長嶺康典さんより説明をしていただいている様子 石見銀山最大の坑口である
大久保間歩へ雪道を上ります。
大久保間歩に到着しました! 現在調査が進んでおり、内部を公開予定だそうです。
大久保間歩に到着しました! 現在調査が進んでおり、
内部を公開予定だそうです。
島根県内の高校生とも一緒に現地学習 龍源寺間歩内に残る手掘りの跡
島根県内の高校生とも
一緒に現地学習
龍源寺間歩内に残る手掘りの跡
まだまだこの先も続きます。行ってみたい! 清水谷製錬所跡は地元の東平(とうなる)を思い出させます。
まだまだこの先も続きます。
行ってみたい!
清水谷製錬所跡は地元の
東平(とうなる)を思い出させます。
昔の街並みが残る大森のまちを見学 武士と町人の家が並んで建てられています。
昔の街並みが残る大森のまちを見学 武士と町人の家が
並んで建てられています。

 
1日目は、大田市石見銀山課の長嶺康典さんのご案内で現地での見学・学習を行いました。

 地元の高校である、島根県立大田高等学校、島根県立大社高等学校、島根県立仁摩高等学校の皆さんと合同の見学・学習会を行い、交流を深める素晴らしい機会となりました。

 普段見学ができない、石見銀山最大級の坑口である、大久保間歩を御案内いただきました。

 雪の残る山道をしばらく登ると、大きな坑口が見え、大変感動しました。

 機会の無い時代に、全てが手掘りで作業をされていることを思い、先人の力強さを肌で感じることができました。

 その後、一般に公開されている龍源寺間歩の見学、大森地区の街並みなどを巡りました。

 落ち着いた雰囲気の中で、大変きれいで、いつまでも居たい、そんなまちでした。

発表の様子 大勢の前で緊張がピークに! 感謝状をいただきました。
発表の様子
大勢の前で緊張がピークに!
感謝状をいただきました。
島根県教育委員会の中村俊郎委員長さんと記念写真を撮らせていただきました。 大変お世話になった村上隆さんと記念写真を撮らせていただきました。
島根県教育委員会の中村俊郎委員長さんと
記念写真を撮らせていただきました。
大変お世話になった村上隆さんと
記念写真を撮らせていただきました。

 2日目は、サンレディー大田を会場にシンポジウムが行われ、先の国際シンポジウムで交流した島根県立松江東高校も合流し、地元4高校と私たちの合わせて5高校が発表しました。

 そして、主催者である村上隆さんより感謝状をいただきました。

 石見銀山でのシンポジウムに参加させていただき、様々な方との交流の輪が広がりました。

 特に、同じ高校生との交流は貴重なものとなりました。

 今後は、このご縁を大切にして、若い世代でのネットワークづくりもしていきたいと思います。

 このような素晴らしい機会を与えていただいた奈良文化財研究所主任研究官の村上隆さん、この度お世話になった島根県教育委員会の教育委員長の中村俊郎さん、さらにはさまざまなサポートをしていただいたアエラ地域文化デザイン室の景山邦人さんはじめスタッフの方々などに改めて感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

 今回経験させていただいたことを、自分たちの活動に生かしていくと共に、地域にも還元していけるよう努力していきます。

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