マインからマインドへ トップページへ戻る      福森 豊さんの聞き取り調査

場 所 愛媛県立新居浜南高等学校
年月日 2005年(平成17年)7月17日
時 間 13:00〜16:00

 住友金属鉱山のOBで、別子銅山の鉱脈を探すお仕事(探鉱作業)をされていた、福森 豊さんに来校していただきました。

 当時の仕事や生活の様子についてお聞きしました。
資料を説明してくださっている福森 豊さん 別子銅山で採れた鉱石のサンプルを見せていただきました。
資料を説明してくださっている
福森 豊さん
別子銅山で採れた鉱石のサンプルを見せていただきました。
 
 探鉱で使用するボーリング機械の資料や別子銅山で採れた鉱石のサンプルなどをご用意いただき、具体的に分かりやすく説明していただきました。

 別子銅山では銅鉱石だけ採れるものと思っていましたが、数多くの鉱石が取れることも知ることができました。

現役当時の福森さん。腕の筋肉がすごいです! 第四通洞から坑内へ入る福森さん
 第四通洞から坑内へ入る福森さん
ボーリング作業で採取したサンプルを整理している様子
現役当時の福森さん
腕の筋肉がすごいです!
ボーリング作業で採取した
サンプルを整理している様子
ボーリング作業をされている様子 坑内での作業を撮影した写真は大変珍しく、当時取材に来た新聞記者に撮影してもらったものだそうです。
ボーリング作業をされている様子
坑内での作業を撮影した写真は大変珍しく、
当時取材に来た新聞記者に撮影してもらったものだそうです。

 
苦労されたことは、坑内がとても暑くて熱射病にもなるほどだったそうです。

 
仕事をされているとき、常に家族のことを考えておられたとのことでした。

 坑内の作業は、とても危険で死を覚悟で取り組まなければならなかったそうで、もしもの時に家族の生活が大丈夫なのかと不安であったそうです。

 また、坑内の作業をしていた仲間とは、厳しい環境であったからこそ、深い絆が生まれ一緒に大変な作業を乗り越えていました。


 
今日、福森 豊さんのお話をお聞きして、当時の人たちの思いがすごく伝わりました。

 大切に思っていることは、家族と仲間であることを知りました。

 実際に働いていた方なので、とても貴重なお話を聞けることができて良かったです。

 今日のお話を多くの方にお伝えしていきたいと思います。


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