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旧広瀬邸取材


場 所 旧広瀬邸
年月日 2007年(平成19年)7月16日・8月1日


 マイントピア別子を楽しく育てる会の観光ボランティアガイド部長である石川 勉さんに旧広瀬邸をご案内していただきました。

 初めて訪れた旧広瀬邸は、明治期の和風の建築物でありながら、窓にガラスが用いられ当時のまま残されるなど貴重なものがありました。

 旧広瀬邸は、2003年(平成15年)5月に新居浜では、初めての国の重要文化財として、指定されています。

 中に入ると明治時代にタイムスリップしたみたいで、また昔の生活も分かり大変勉強にもなり、あわせてこの広瀬邸の主である、広瀬 宰平がどういう人物かも知ることができました。


説明の内容をメモしています。 旧広瀬邸をくまなく観察しています。
説明の内容をメモしています。 旧広瀬邸をくまなく観察しています。
一生懸命説明を聞いています。 宰平の気分になれる望遠楼新居浜の景色が一望できます。
一生懸命説明を聞いています。 宰平の気分になれる望遠楼
新居浜の景色が一望できます。

〜広瀬邸建物について〜
母屋は明治10年(1877)久保田町に建築

明治20年に現在の場所に移築
新座敷・庭園は明治22年に建築

久保田町から移築した表門この門から明治の面影が漂ってきます。 旧広瀬邸の建物は避雷針により守られています。
久保田町から移築した表門
この門から明治の面影が
漂ってきます。
旧広瀬邸の建物は、
避雷針により守られています。
離れには茶室がありました。茶室の中はとても美しかったです。 広瀬がこよなく愛した庭ぜひ見てもらいたい場所です。
離れには茶室がありました。
茶室の中はとても美しかったです。
広瀬がこよなく愛した庭
ぜひ見てもらいたい場所です。
庭から眺める広瀬邸は建物の中とは違うものがありました。 昔は天井から光を取り入れていたそうです。
庭から眺める旧広瀬邸は
建物の中とは違うものがありました。
昔は天井から光を
取り入れていたそうです。
昔の消化器はこんなにも小さかったんですね 明治の冷蔵庫は氷を入れて冷やしていたそうです。
昔の消火器は、
こんなに小さかったんですね。
明治の冷蔵庫は、
氷を入れて冷やしていたそうです。
台所の天井の梁(はり)は立派です。 広瀬邸の台所はとても広々としていました。
台所の天井の梁(はり)は立派です。 旧広瀬邸の台所は
とても広々としていました。
部屋と廊下は段差が無く、この時代には珍しいバリアフリーです。 軒桁(のきげた)は1本の木で作られており珍しかったです。
部屋と廊下は段差が無く、
この時代に珍しいバリアフリーです。
軒桁(のきげた)は
一本の木で作られており
珍しかったです。
座るとガラスから美しい庭が見えるように工夫されています。 ここは新座敷と言ってお客様がお泊りにまっていた所です。
座るとガラスから美しい庭が
見えるように工夫されています。
ここは新座敷と言って、
お客様がお泊りになっていた所です。
冬の寒い時には、暖炉とコタツで暖まっていました。 檜作りのお風呂1度は入ってみたいものです。
冬の寒い時には、
暖炉とコタツで暖まっていました。
檜作りのお風呂、
1度は入ってみたいものです。
何とボイラーが!!明治時代にもボイラーがあったんですね。 ボイラーの中は!!なんとこの中に炭を入れて使っていたんです。
なんとボイラーが!!
明治時代にもボイラーが
あったんですね。
ボイラーの中は!!
なんとこの中に炭を入れて
使っていたんです。
昔にもあった洋式トイレ 昔は水洗ではありませんでした。 多くの来訪者にもかかわらずきしみ一つありません、。
昔にもあった洋式トイレ
昔は水洗ではありませんでした。
多くの来訪者にもかかわらず
きしみ一つありません。


 今回の取材で、旧広瀬邸の歴史や独特で工夫された家の仕組みなどを知ることができました。

 旧広瀬邸はとても広く、他のお屋敷には無い不思議が沢山ありました。

 その他にも様々な工夫をされており、広瀬宰平のユーモアが分かりました。

 昔はとても珍しかったガラス、そのガラスは低めに設置されていて座ると庭が見え、庭がよりいっそう美しく感じました。

  旧広瀬邸の台所はとても広くて、大きなお釜や冷蔵庫などがあり、昔の趣が残っていました。

 旧広瀬邸にはお客様を迎える立派な新座敷があり、昔のお客様の気分になれました。

 お風呂は檜で作られており、今だに檜の良い香りがしました。

 2階には昔の時代には珍しい洋式のトイレがありびっくりしました。

 また、2階からの望遠楼の景色は新居浜が一望できる最高の場所で、広瀬宰平がここからの景色を見ながら別子銅山の行く末を見守っていたんだと思いました。

 今回の取材で広瀬宰平の事を今まで以上に知ることができ、広瀬宰平の凄さや素晴らしさもとてもよく分かりました。

 今までは資料での知識しかありませんでしたが、実際に住んでいた所を見学してガイドの方にも説明していただき、とても分かりやすくて勉強になりました。

 今後は石川 勉さんのように旧広瀬邸のガイドが出来るくらいまで勉強して、いつかガイドをしたいです。

1年次 高橋海太

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