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石川 登貴代さん聞き取り調査
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場 所 |
本校(ICT教室) |
年月日 |
平成19年(2007)8月9日 |
時 間 |
13:20〜16:30 |
東平ご出身で、東平中学校の事務職員として東平閉坑まで東平にお住まいであった、石川 登貴代さんにご来校いただき、当時のお話を聞かせていただきました。
東平の当時の写真をプレゼンテーションソフトで見せていただきながらのお話は、大変分かりやすく、大きなスクリーンに写し出される風景を見ていると、そこに自分がいるかのような錯覚をするほどでした。
その中で、一番印象に残ったのは、東平閉坑時に降った雪の写真とその時のお話でした。
東平坑閉抗の年の2月、東平坑閉坑まであと1ヶ月を残すばかりとなる昭和43年2月、60年ぶりの大雪が降り、引越しをしようとしても雪が解けないから人が動けない・・・この雪を見てやっぱり自然の神様が、東平からみんなが去ってしまうのが寂しいので、なごりの雪を降らしたとのお話でした。
このお話をお聞きして私は、東平の人々のここから離れたくない強い思いが逆に大雪を降らせたんではないかなと思いました。
私もこのお話をお聞きしながら雪を見ていた人たちと同じ気持ちになれたような気がしました。
また、東平名物であった「かご電車」のお話も驚きの連続でした。
石川 登貴代さんは、観光ボランティアガイドもされており、私たちもこれからご指導いただきながら、次世代への語り部活動に生かしていきたいと思います。
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石川 登貴代さんに
お話をお伺いしている様子 |
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