現在、第三通洞はブロックで閉ざされており、中の様子を伺い知ることが出来ません。 井上省二さん(前別子銅山記念館館長)のお話では、坑内の一部分で崩落している可能性があるようです。 少しだけでも、中に入れるようになればいいですね。 ところで、第一通洞は上部の通洞であるため山の荷重のかかりが少ないので、通行できる可能性があるそうです。 |
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現在の第三通洞坑口 平成11年(1999)11月6日撮影 | |
写真右は、第三通洞の扉です。 この作りは欧米などの西洋文化が取り入れられています。 第三通洞を開さくに着手しはじめたのが明治27年(1894)3月からででした。 そして、貫通したのが明治35年(1902)でした。 この扉からも、別子銅山の近代化がいかに早くから始まったかが分かります。 |
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現在の第三通洞坑口の扉 平成11年(1999)11月6日撮影 | |
平成12年(2000)11月25日に現地調査に行った際、ちょうど第三通洞前の鉄橋が改修工事中でした。 普段は土の中に埋もれて見えにくくなっている鉄道のレールも現れ、第三通洞が稼働していた当時そのままのかたちで見ることができました。 私たちの足下にまさしく産業遺産が現れ、その姿に驚きと感動を覚えました。 |
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第三通洞前の橋の改修 平成12年(2000)11月25日撮影 |
20世紀最初に完成した第三通洞の周辺の現在の様子を 360度パノラマ映像でお楽しみ下さい。 平成11年(1999)11月6日撮影 |
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別子銅山記念館館長 上垣起一さん 平成12年(2000)6月3日 同記念館にて収録 |
第三通洞はいつ単線化されたのですか? また、その理由について (3分00秒) |
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第三通洞と日浦通洞の関係について (2分08秒) |
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坑内の通気のようすについて (2分01秒) |
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松浦勲さん(写真左)、谷屋峯凱さん(写真右) 平成12年(2000)4月29日 東平にて収録 |
第三通洞と日浦通洞の関係について 第三通洞をどのようにして掘ったかについて (1分00秒) |
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幻の第二通洞について (0分25秒) | 322KB |