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フォレスターハウス 平成13年8月9日撮影 | |||
この地で、平成13年(2001)10月21日に、伊庭貞剛没後75周年を記念して式典が行われました。 式典には伊庭貞剛の企業・行政の関係者のみならず、ご子孫の方など多くの方が参列され、碑の完成を祝いました。 この碑を作るために、市民の方々に100円募金を募り、その気持ちが集まり建立されました。この100円募金は、すぐに集まったそうです。 碑には、伊庭貞剛の歌った詩が彫られています。 『五ヵ年の 跡見返れば 雪の山』 |
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伊庭貞剛没後75周年記念式典 平成13年(2001)10月21日撮影 | |||
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建立された記念碑 平成13年(2001)10月21日撮影 | |||
(左上文からの続き) 明治三十二年(一八九九)一月、別子での大任を終えて大阪本店へ帰任する伊庭は、新居浜の港を発った後、船上から別子の山々を仰いで、一句を詠んだ。 【五ヵ年の 跡見返れば 雪の山】 この句を送られた心友の品川弥二郎は「月と花とは人に譲りて」と付け句した。品川 は、伊庭の別子時代は苦難の季節のみで、やがて訪れる好季節は後進に譲ったと、爽やかな処し方に賛辞を呈したのである。 伊庭の国土に報いる志は、後の人々にも確実に継承され、今日別子は生態系の豊かな森林としてよみがえった。平成十三年(二〇〇一)、伊庭貞剛没後七十五年にあたり、造林事業ゆかりの中七番の地に、その偉業に感謝し徳を敬慕する者が相集い、顕彰の碑を建立する。 平成十三年十月二十一日 伊庭貞剛没後七十五年感謝式典 実行委員会一同 碑文の文字は伊庭貞剛直筆書状などからの集字である。 |
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記念碑の裏側 平成13年(2001)10月21日撮影 | |||
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アカモノ(別名:銅山イチゴ) 平成13年(2001)7月24日撮影 | |||
左写真の中央の方は、松山大学総合研究所地域研究センター研究員の藤本鐵雄さんです。本もご執筆されるなど様々な分野でご活躍されている方です。 藤本さんとは、平成12年(2000)8月に開催された「近代化産業遺産全国フォーラム・新居浜大会」でお会いさせていただき、ご縁ができました。そして、私たちの活動にいつもご援助下さっています。 現在は県外にお住まいですが、この度、伊庭貞剛の記念式典のためご来県下さったところ、ご多忙の中にも関わらずご来校いただき、ご指導・ご助言をいただき、親睦を深めることができました。 今回の式典参加は、藤本様のおかげで実現することができました。 |
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藤本鐵雄さんとの交流会(本校にて) 平成13年(2001)10月21日撮影 |
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銅山峰ヒュッテで伊藤玉男さんと記念撮影 平成13年(2001)8月17日撮影 |
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銅山峰ヒュッテご主人 伊藤玉男さん 平成13年(2001)8月17日 銅山峰ヒュッテにて収録 |
荒廃していった山の様子について (1分23秒) |
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伊庭貞剛の「緑化」への思いについて (0分59秒) |
3.99MB |
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”アカモノ”について (0分49秒) |
3.32MB |