今: 四阪島製錬所 平成13年(2001)12月31日撮影 昔: 明治39年(1906)撮影 住友史料館所蔵 |
明治28年(1895)、伊庭貞剛は四阪島買収に成功し、明治30年(1897)に着工しました。 そして、明治37年(1904)四阪島製錬所が完成、翌明治38年(1905)、いよいよ本格操業が始まります。 ところが、解決されるはずだった煙害はますます勢いを増し、東予地区周辺にかえって広がる結果となってしまいます。 しかし、先人たちはこれに屈することなく、日本で初めての公害問題克服に向けた新たな挑戦が始まります。 |
四阪製錬工場全景 表の写真:明治39年(1906) 住友史料館所蔵 裏の写真:昭和45年(1970) 別子銅山記念館所蔵 |
上の写真を見比べて下さい。半世紀に及ぶ先人たちの公害との戦いを見ることが出来ます。 建設当時には煙が排出されてますが、解決後は一筋の煙も出ていません。 煙害問題解決への戦いは日本の公害問題の原点として位置づけることができます。 |
硫酸製造法の花形 昭和30年5月10日発行 別子ニュースより |
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住友金属鉱山株式会社 別子事業所 四阪工場 工場長 宇都宮公昭さん 平成13年(2001)4月5日 四阪島工場にて収録 |
煙害問題について (1分58秒) |
7.87MB |
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煙害の広がりについて (1分22秒) |
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煙害が広がった原因について (1分35秒) |
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「六本煙突」について (1分23秒) |
5.49MB |
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ペテルゼン式硫酸工場について (1分29秒) |
5.92MB |
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煙害問題完全解決! (1分29秒) |
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一島一家会会長 田中昌一さん 平成12年(2000)2月15日 新居浜市民文化センター観光ボランティアガイドにて収録 |
煙害克服のために その1 「六本煙突」の失敗について (1分56秒) |
7.71MB |
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煙害克服のために その2 ペテルゼン式硫酸工場の導入について (1分06秒) |
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煙害問題への勝利について (2分17秒) |
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住友金属鉱山株式会社 別子事業所 四阪工場 事務主任 高木俊雄さん 平成13年(2001)4月5日 四阪島にて収録 |
煙害に対する賠償問題について (0分59秒) |
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